定例学長記者懇談会を開催しました

 令和6年9月11日(水)、本部棟1階大会議室にて定例学長記者懇談会を開催しました。

 小川 久雄学長の挨拶に続き、令和6年8月23日~8月29日に本学工学部で開催した台湾?韓国との3か国連携デザインキャンプ「International Capstone Camp and Contest」について、工学部附属グローバル人材基礎教育センターの生野 朋子特定事業教員が報告しました。6 年ぶりに熊本での開催となった本キャンプでは、参加者を国際混成のグループに分け、課題をもとに製品企画や設計、プロトタイプ制作を行いました。生野特定事業教員は「本事業への参加を通して一生ものの友情を得たと言っていた学生がいたが、8日間と短い間に共同でものを作る経験を通して濃い交流ができたほか、チャレンジ精神や分野を超えたものづくりへの興味を抱くこともできたのではないかと思う。」と語りました。

 続いて、内閣府第2回総合知活用事例に選定されたKumadai-Hubの取り組みについて、大学院人文社会科学研究部の西川 里織准教授と大学院生命科学研究部の佐藤 叔史助教が説明しました。Kumadai-Hubとは、2019年に発足し、本学の若手研究者や学生等が自由意志で参加している本学非公式の集まりです。西川准教授は、「この集まりによりこれまで課題であった異分野間のコミュニケーションの円滑化や、共同研究の促進により研究成果の最大化に貢献することができるようになった。」とこれまでの取り組みの成果を報告しました。

 最後に、学生ベンチャー?夢プロジェクトの取り組みについて、熊本創生推進機構の入江?英也特任教授と猪俣 雄也特任助教が説明しました。 本プロジェクトは、学生ならではのクリエイティブな発想を大学が起業化に向けて支援する1年間の起業体験プログラムで、名刺交換の行い方といった基礎的な部分からアイデアの生み出し方など、色々な角度から起業のためのマインドを学ぶことができます。猪俣特任助教は、本プロジェクトについて「学生のうちに起業をしなくても、会社に就職した際に経営人材として企画?立案ができるような人材を育成したい。」と述べました。

 参加した報道機関からは、それぞれの発表に関して多くの質問があり、活発な意見交換が行われました。懇談会の資料は こちら を参照してください。  

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小川学長

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生野特定事業教員

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西川准教授

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会の様子

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猪俣特任助教

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