定例学長記者懇談会を開催しました
令和6年7月10日(水)、本部棟1階大会議室にて定例学長記者懇談会を開催しました。
まず、地域教員希望枠を活用した教員養成大学?学部の機能強化事業について大学院教育学研究科の藤田 豊教育学部長が説明しました。本事業は、熊本県教育委員会と協働した地域の教育課題解決及び地域グローバル化に貢献する教員養成を目標としたプロジェクトで、現在調整中ではありますが、令和7年度の入試から学校推薦型選抜で「地域枠」と「国際枠」を設ける予定であることを報告しました。
続いて、熊本創生推進機構の緒方 智成教授が2023年度の民間からの資金獲得額が2014年度に比べ3倍増を達成したことを報告しました。緒方教授は、本学が近年取り組んできた足彩胜负彩推進活動が文部科学省の成果報告書の中で『産学官連携の良好事例』として掲載されたことを紹介し「企業と大学という大型の連携制度では信頼関係の構築が重要であり、担当者間で話し合いを深めたことが高い評価を得たことに繋がった」と語りました。
次に、法学部3年生の山口 凌さんがウクライナ侵攻1年後にポーランド国境で行ったジャーナリスト活動とインドでの遺骨収集活動について報告しました。?山口さんは、高校生の時から「戦争」と「平和」に問題意識を抱き、将来ジャーナリストを目指して現在は世界に範囲を広げ活動しています。今回の2カ国での活動経験を踏まえ国際社会に目を向ける重要性を語りました。
最後に、6月14日に駐日米国大使のラーム?エマニュエル氏が情報融合学環を訪問し、学環の1年生68名と交流したことについて、情報融合学環の城本 啓介学環長が説明し、その後1年生の成松 昊璃さん、伊藤 大将さん、永松 優空さんが交流の様子や感想を報告しました。その中で、将来半導体関連企業を立ち上げたいと語る伊藤さんは「大使に今までどのような経験や努力、取り組みを重ねたのか聞いたら、多くの時間を割いて答えてくださった。中でも過去を振り返らないこと、長期的な計画を立てて取り組むことが大事と言われたことが印象に残っている」と語りました。
それぞれの発表後、大谷 順理事からイベントの告知があり会は終了しました。懇談会の資料は こちら を参照してください。
小川学長 |
藤田教育学部長 |
緒方教授 |
山口さん |
城本環長 |
成松さん |
伊藤さん |
永松さん |
大谷理事 |
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