「グローバル?リーダーシップの磨き方」-肥後銀行?熊本大学共催Kumamoto Mansfield Lecture Series特別セミナーが開催されました

令和7年125日、熊本大学は肥後銀行本店にて、Kumamoto Mansfield Lecture Seriesの特別セミナーを開催しました。セミナーには、柳原恒彦氏と北川智子氏の2名の講師を迎え、グローバルな課題に対処するリーダーシップの育成方法や、ビジネスとアカデミックの視点からのグローバルマインドセットの重要性について貴重な知見が共有されました。当日は約100名の参加者がセミナーに集まりました。

セミナーは、肥後銀行地域振興部の大野隆部長の開会挨拶から始まりました。続いて、熊本大学グローバル推進機構の園田隆則卓越教授が、本学とマンスフィールド財団との連携プロジェクトについて紹介しました。その後、メインスピーチが行われました。

柳原氏(元北米三菱商事副社長)は、シリコンバレーにおけるイノベーション文化に焦点を当て、日本市場に進出する米国スタートアップ企業を支援するM-Labの立ち上げ経験を共有しました。柳原氏は、真のリーダーシップには一定の水準に達成した後も継続的な学習が必要であり、イノベーションへの挑戦を続ける重要性を強調しました。また、経済の低迷期こそがイノベーションや新たな可能性を生み出す貴重なチャンスとなることを指摘しました。

北川氏(歴史学者、作家など)は、ハーバード大学での教育経験を通じて、技術を活用した歴史教育の革新について触れ、その取り組みが高く評価され、1学期で200名以上の学生が参加したことを紹介しました。さらに、ヨーロッパや南アフリカでの教育経験を基に、少しの期間でも異なる背景を持つ人々と交流することの重要性を強調しました。北川氏は、「Go Digital, Go Global, Go Green」というキーワードを示し、参加者にこれらのトレンドを積極的に受け入れるよう呼びかけました。

セミナーは、熊本大学の大谷順副学長?理事による閉会の挨拶で締めくくられ、講演者への感謝の意が表され、大学の国際化を進めるための取り組みが紹介されました。本セミナーは、熊本大学の国際化推進とマンスフィールド財団連携プロジェクトを支援する肥後銀行と共催で実施されました。

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大野部長による開会挨拶

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園田卓越教授が熊本大学とマンスフィールド財団との連携プロジェクトについて紹介

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柳原氏による講演中

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 柳原氏による質問応答

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北川氏による講演中

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 北川氏による質問応答

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セミナー進行中

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参加者による質問の提出

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大谷理事による閉会の挨拶

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集合写真

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