台湾 南台科技大学の創立55周年式典に参加しました

 台湾の南台科技大学の創立55周年記念式典に、大谷順理事?副学長(研究?グローバル戦略担当)及び張浩学長特別補佐(グローバル担当)が出席しました。

 南台科技大学は、台湾?台南市永康区に位置し、1969年に設立された台湾でも有数の大学です。本学と同大学は、2004年の部局間交流協定の締結から始まり、2008年に大学間交流協定締結を経た、長い交流の歴史があります。

 式典に先立って開催されたフォーラム「International Mobility and Talent Development Exchange Discussion」では、南台科技大学の協定校8大学と共に参加し、教育の国際化と社会貢献をテーマについて取組み等が紹介されました。本学の大谷理事?副学長が社会貢献活動について、特に半導体分野で地域や企業との連携を加速している状況を発表しました。参加者は、熊本におけるTMSC進出が大学に与える影響に関心を示していました。

 また、12月に就任したばかりの黄能富学長への表敬訪問も行い、大谷理事から小川学長の親書を手渡すと共に、学長就任および創立55周年のお祝いの言葉を述べました。黄学長は、長年にわたる本学との交流に感謝の意を表し、今後の更なる連携に期待を寄せていました。黄学長はAIを専門とし、その技術を活用したスマート農業の研究に取り組んでおり、懇談の中で、AIやデータサイエンスを活用した医療や防災分野での共同研究や学生交流の推進について積極的に提案されました。

 12月14日に行われた式典は音楽ホールで開催され、国内外からのゲスト30名を含む約300-400名の同窓生、教職員、学生が集まり、盛大な式典が執り行われました。

 今回の訪問は、南台科技大学をはじめとする参加大学との親密な意見交換ができ、非常に有意義なものとなりました。今回の訪問をきっかけに両校の交流が更に促進することが期待されます。



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南台科技大学 黄能富学長と熊本大学 大谷順理事

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International Mobility and Talent Development Exchange Forum

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晩餐会にて:左から大谷理事、黄STUST学長、張学長特別補佐

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南台科技大学創立55周年式典

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