「第1回　熊本大学－KAISTジョイントシンポジウム」を韓国KAISTで開催しました

10月22日に韓国大田広域市のKAIST（韓国科学技術院）で「第1回　熊本大学－KAISTジョイントシンポジウム」を開催しました。
シンポジウムは、本学とKAISTが合同で企画したもので、同時に「第3回IRCMS（熊本大学国際先端医学研究機構）- IROAST（熊本大学国際先端科学技術研究機構）ジョイントセミナー」としても開催されました。

当日は、KAIST Yong-Mahn Han教授（生命科学技術大学長）の開会挨拶で始まり、続いてGou Yong Koh教授（KAIST- IBS（基礎科学研究院）／IRCMS客員教授）がKAIST-GSMSE（医科学大学院）の紹介を行いました。また、IRCMSの紹介を滝澤仁IRCMS副機構長、IROASTの紹介を檜山隆IROAST機構長が行いました。

シンポジウムは「Stem Cell - Vascular Biology and Related Technologies」をテーマとし、IRCMSから6名、IROASTから5名及びKAISTから5名の主任研究者（PI）が、四つのセッション（"Cell Biology", "Vascular Biology", "New Technology", "Human Disease"）において、それぞれ最先端の研究成果を発表しました。

このシンポジウムを通じて、本学とKAISTは、生命工学分野で医学と技術を連携させることを目的とし、特にバイオイメージング（Microscopy, Nanotechnology and Microfluidics）及びシングルセル（単一細胞）解析（Big Data Informatics, Mathematical Modeling等）の分野に重点を置いた取組を進めることとしました。

今後さらに具体的な連携を行うために、第2回シンポジウムを2019年1月25日（金）に本学で開催することを決定しました。