全国最多のコクゾウムシ圧痕を発見!-宮崎市本野原遺跡-

熊本大学文学部歴史学科小畑弘己(おばたひろき)教授(55歳)は、宮崎市田野町本野原に所在する縄文時代後期前半の大規模遺跡である本野原遺跡出土土器を2012年よりおよそ3年間にわたり圧痕※調査した結果、173点という全国最多のコクゾウムシ圧痕を検出しました。コクゾウムシは縄文時代の定住的生活様式と豊富な貯蔵食物の存在を示す重要な証拠となります。
本研究成果は、6月13日に開催される平成27年度宮崎県考古学会総会の講演で発表されます。
(※圧痕とは土器粘土中に紛れ込んだ植物の種子や昆虫の痕跡)

詳細: プレスリリース本文 (PDF 287KB)

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