令和2年度「女性研究者奨励賞」の表彰式を実施しました
熊本大学は、2月16日に令和2年度女性研究者奨励賞の表彰式を開催しました。
本制度は、各分野において優れた研究成果を挙げた女性研究者及び将来性のある若手女性研究者を表彰することにより、女性研究者の更なる活躍を支援するとともに、学術分野における男女共同参画推進に資することを目的として平成28年度に創設され、今回で5回目の実施となりました。
熊本県内の女性研究者を対象に昨年10月から12月にかけて公募を行い、優秀な女性研究者からの応募を得ることができました。
厳正なる選考の結果、将来性が期待できる40歳以下の若手研究者を対象とした女性研究者奨励賞には、豊田真子氏(熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター?特定事業研究員)が選出されました。
なお、女性研究者のロールモデルとして推奨するにふさわしい人格と識見を有する者を対象とした女性研究者賞については、応募者がいなかったため、今年度は受賞者なしという結果でした。
表彰式は、足彩胜负彩感染症拡大防止の観点から、研究発表会を実施しないなど、例年と比べ簡略化した形での開催となりました。
豊田氏には、表彰状及び副賞として熊本県の伝統工芸品である肥後象嵌のアクセサリーが贈呈されました。
左から、松本泰道理事(研究?地方創生担当)、豊田真子氏、原田信志学長、宮瀬美津子副学長(男女共同参画担当)