熊本大学埋蔵文化財調査センター速報展示2016「RENGAー遺跡から見えた近代ー」の展示説明会を開催しました

現在、埋蔵文化財調査センターでは平成28年11月1日(火)~平成29年4月28日(金)の期間、昨年度の大学構内における発掘調査の成果を一般の方々に公表するため速報展示2016「RENGA-遺跡から見えた近代-」を開催しています(協力:熊本大学五高記念館)。本展示では、熊本大学の前身にあたる第五高等学校や熊本高等工業学校の煉瓦建造物について、遺物とパネルを交えて紹介しています。

これに伴い平成28年11月10日(木)と12月6日(火)には埋蔵文化財調査センター展示室において展示説明会を開催しました。説明会では、熊本大学の煉瓦建造物の基礎構造や積み方の違い、「熊本監獄製造」の刻印がおされた煉瓦の由来などについて発掘担当者が解説しました。また、熊本地震の影響により現在休館中である五高記念館所蔵の「第五高等学校関連資料」もご覧いただきました。

2日間で18名の方にご参加頂き、参加者からは「煉瓦からわかることがこんなにあるのかと驚きました。」「煉瓦にも歴史があるのですね。」などの感想が寄せられました。次年度以降も熊本大学における発掘調査の成果をいち早く皆様にお伝えしたいと思います。

本企画にご協力くださいました関係者の皆様、学内外からご参加いただきました皆様方、ご協力誠にありがとうございました。

説明会の様子
説明会の様子

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埋蔵文化財調査センター
096-342-3832