「小さなプラスチックの大きな問題～江津湖から考えるプラごみ?マイクロプラスチック～」展を開催します

　熊本大学はニューコ?ワン株式会社^※との共同企画で、「小さなプラスチックの大きな問題～江津湖から考えるプラごみ?マイクロプラスチック～」展を開催します。
　近年、「プラスチックごみ」による環境汚染や生態系への影響が問題視されており、社会的な関心が高まっています。特に深刻化しているのは、プラスチックごみが劣化して5mm以下になった「マイクロプラスチック」による汚染です。身近なところでは「江津湖」にもマイクロプラスチックが広く分布していることが確認されました。
　本企画展では、江津湖を中心にマイクロプラスチックの汚染調査を行っている本学大学院先端科学研究部 中田晴彦准教授と研究室学生による研究内容を紹介します。
　プラスチックごみとマイクロプラスチックに焦点を当て、その問題点や汚染の仕組み、江津湖の調査で分かったことをパネルで紹介します。また、海外におけるプラスチックごみ問題の現状と課題および対策についても解説しています。会場では水中ドローンで撮影した江津湖の映像も動画で見ることができます。
　その他、マイクロプラスチックの色を当てる「視力検査」や、海岸で拾ったマイクロプラスチックによるアート作品の展示も行います。

　多くの皆様のご来場をお待ちしております。

※ニューコ?ワン株式会社は、熊本県内18店舗のTSUTAYAの運営をしている会社です。